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お知らせ
<2016年 3月12日 更新>
かなり久しぶりの更新です。 2015年度の指導も終わったのでここで2016年度の生徒の募集をしたいと思います。 募集の対象は全国の中学生、高校生です。 募集要項や私の指導例などの詳細はこちらのページへどうぞ。

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大阪桐蔭の裏金事件 学校と教育系サービスの関係

グラウンドと椅子



最近ニュースになりましたね。
Yahooニュース
読売オンライン(一部有料)

まぁ大阪桐蔭だけじゃないでしょうね。

講師をやっているとどうもこのニュースと同じようなことっぽいなという話はよく聞きます。
今回はそういう話をまとめてみました。

当てはまってしまったらあなたの学校もそうかもしれません。


私が講師をしていて生徒から聞いた話で「なんでそんなことしてんの?」と疑問に思ったことがいくつかあります。その多くは私立校の話なのですが、ほとんどの場合、生徒のためにやっているというより学校経営のためにやってるとしか思えないんですよね。

あとは業者のため。
これはたんなるカンですが、業者に関しては天下り先とかになってるかもしれませんね。


ここに書いてある模試などの学習サービスを一方的に批判しているわけではありませんのでそのへんはご理解ください。良いサービスもたくさんあるし、問題はそれを悪用する人間ですからね。


お好きなところからどうぞ。



1 校内模試がやたら多い
2 進研模試がある
3 夏休みの課題がスタディサポート
4 適性検査をやらされる
5 使わない教科書を買わせる
6 予備校講師が講習をやる
7 まとめ






1 校内模試がやたら多い

これはよく聞く話で、私立に通ってる人の中には自分のところもそうだなと思う方も多いのではないかと思います。

最近は色んな模試があります。
少子化のせいか、模試の対象学年をどんどん広げていますね。

経営戦略的には正しそうですが、教育的にはどうでしょうかね。
カッチカチの脳みその人材ばかり育ちそうですが(笑)。

模試の種類に関してあまり説明の必要もないと思いますが一応有名どころは書いておきます。

代ゼミ
河合
駿台
東進
進研模試


他にもGTECなる英語のオンラインテストを受けさせられるところも増えてきました。

こうやってみるとさすがBenesseってかんじですね(笑)。進研ゼミはオワコンなのは自明として、その他タブレット学習とかオンライン学習とかいろんな事業を展開してますね。まぁ個人情報流出の賠償金とかでけっこう厳しいですからね。なりふりかまってらんないんでしょう。このままいくと身売りかな。



で、肝心なのはここからですが、私がなにを疑問に思ったかというと、同時期に複数の模試を受けさせられている生徒がいるんですね。それもかなりの数。

これは私立校に多いんですよね。
「あれ、お前先週も模試受けてなかった?笑」
と何度思ったことか。

ひどい場合は毎月のようになんらかの模試や学力テストを受けさせられてます。
もちろん割引はされているのですが、それでも年額にすると数万円はかかってると思われます。

裕福なご家庭なら金銭的な問題はないかもしれませんが、模試を受けている時間を浪費します。
さらに、子どもに意味のないストレスを与えます。
特に勉強が微妙にできない子に。

全くできない子は模試の結果が悪くてもあんまり気にしない子が多いのであまり問題ないかもしれませんが、多くの中間層にいる子どもたちは模試のたびに少しづつストレスを溜めています。

そもそも、そんなに短期間に大規模な模試を連続して受けても学力分析の上でもあまり意味が無いわけです。

これに関係している大人たちはこぞってこう言います。
「色んな模試を受けておけば比較ができる」
「本番のための練習になる」
「実力を試すいい機会だ」

これらの言葉は「嘘」か「都合の悪いことを誤魔化している」か「なにも考えてないか」のどれかです。

最初の「色んな模試を受けておけば比較ができる」は文面上は正しいですが、それによって得られるのは誤差の範囲に収まるくらいのものです。いい模試結果が出た時に安心感を得るだけで学力が上がるわけではないですし、その安心感がいい結果につながるわけではないです。



陸上部の方はわかるかと思いますが、年に何回か記録会というものがあります。
そこでタイムや距離を公式に測定し自分の練習の成果を確かめるわけです。

アスリートは毎日のようにデータを蓄積してトレーニングに活かしています。
しかし、日々のデータ収集は大規模なものではなくトレーニングの中に自然と組み込まれた形で行われます。
しかもそれを測定する人はほとんどの場合、選手以外の人でしょう。
大きな大会などで、練習の成果を確認します。


勉強もスポーツと似たようなもので日々の学習の成果を確かめるための大規模な模試は必要です。それは2〜3ヶ月に1回で十分でしょう。また、日々のデータ収集は小テストなどで十分できます。学校には定期テストもあります。


模試そのものを否定しているわけではありません。
その頻度と回数が問題だと思います。



Benesseの営業力がすごいのか、学校の校長やら理事長やらが馬鹿なのか、裏金作りに精を出しているのかわかりませんが、生徒のためにはあまり必要のないことをしているのは確かです。無駄な模試を受けている時間を他にまわした方がよっぽど充実した時間が過ごせるでしょう。







2 進研模試がある

大学受験の模試とは少し毛色が異なりますが、あまりよくわかってない人も多いです。

進研模試は校内一斉に行われることが多いです。
よく進研模試は意味が無いという人がいますが、正確に言えば、他の模試と比較してもあまり意味がないと言うべきでしょう。

河合や代ゼミ、駿台の模試はなどはそもそも大学受験用の模試なので、ある程度勉強している人や大学受験する意志がある人がほとんどです。一方で進研模試は、学校一の秀才もマイルドヤンキーも一斉に受けます。ガチのヤンキーはサボるでしょうけど。

偏差値というのは母集団に対して決まるので母集団の属性によって偏差値が変化します。
偏差値についてはwikipediaでも読んでおくといいでしょう。なんとなくはわかると思います。


ざっくり言うと進研模試は他の大手予備校の模試よりも数値が大きくなります。
例えば駿台模試で偏差値60、進研模試で偏差値70、のようになります。

進研模試は毎回40〜50万人が受験しているので学力を測る模試としては結構いいなあと思っています。
いっそのこと全国で一斉に受けてもらえば無駄な模試を受けなくて済むと思うんですが、どうでしょう文科省さん。文科省が担当かどうかは知りませんがたぶんそうでしょう。



私の教えていた生徒の中には、進研、河合、代ゼミ、駿台の模試を毎回ほぼすべて受けていた子がいます。年間で20回以上模試を受けていることになります。最近はドッキングとかいって記述テストとマークテストを抱き合わせで受けさせようとしてるので、さらに回数が増えてきました。

3科目受験で1回の模試が4〜5時間、4,000〜5,000円くらいだとすると、年に80〜100時間、8〜10万円かかっています。

こと、勉強に関して言えば、80時間と8万円あれば参考書買って家庭教師雇って勉強したほうが学力は上がるでしょう。それをするためのお金を学校と予備校やBenesseに払ってるのはバカらしいと思いますが、みなさんはどうでしょう。

ちなみに私は高校生であれば3,000/h〜で指導しているので8万円あれば26〜27時間指導が受けられます。月6時間の受講だとしても4ヶ月分の授業料です。50時間くらいを自学してわからないところを質問すればかなりの効果が期待できます。同じ80時間、8万円でも使い方が違えばその結果もかわりますよ。

最近オンライン指導をはじめたので興味があればこちらを読んでみてください。
指導実績・経験、指導エピソード、家庭教師紹介サイトについても書いてあるので読み物としても面白いと思います。







3 夏休みの課題がスタディサポート

これも結局Benesseですが、進研模試と抱き合わせで契約させてるのではないのかと。
このスタディサポートは個人的にはいいなぁと思ってます。

夏休みや春休みなどの長期休暇の課題として出されたことがある方もいると思います。
B5サイズの冊子になっていて、基本的に復習内容です。

α、β、θの3タイプに分かれているようです。θはあまり見たことないですね。
αは教科書基本〜標準くらいのレベルで、βは入試レベルの問題もあるので結構難しいです。

なにがいいかって言うと、定期的に半強制的に復習させることができるところがいいです。
それ用に作ってあるし、学校もそういうタイミングで配ります。

私は、勉強の結果の8割以上は復習の量と質で決まると考えています。
初習の段階できっちり理解し問題を解けるレベルになることはほとんどの人にとっては難しいからです。



ということで、このスタディサポート自体は悪く無いです。
やはりそれを使う側の問題でしょうね。







4 適性検査をやらされる

模試や、スタディサポートなど勉強に関するものは、勉強に対して効果があるのでまだわかりますが、適性検査の類はマジで意味がわかりません。

これについては本当にただの時間とお金の無駄だとしか言いようがないです。
あくまでも個人的な意見ですので。

最近は塾でもこの類の性格診断みたいなのをやらせるところも増えてきました。
私が以前に所属していた塾もほぼ強制でやってましたが、誰一人として真面目に受けてませんでしたね(笑)。
だって100問以上もあるんだもん。
めんどくさいでしょ。

しかもちゃんとフィードバックしてないし。

現場の人間が誰も得をしないシステムだなあと思います。
じゃあ誰が得をしてるんでしょうね。







5 使わない教科書を買わせる

これは特に私立の学校の理系科目で多いですね。
そもそも教科書使ってるところの方が少ないんじゃないかと思います。

理由はいたって単純で、教科書だと受験に対応できないからです。
公立ですら理系科目で教科書はほぼ使わないです。



これは私が大学にいる頃、学部1回生のとき物理基礎実験という通年で4単位の実験講義でのことです。

6人で1グループになって実験をしていました。
担当の助教が「電力の定義を簡単に説明できる人?」と聞くと私以外は誰も答えられませんでした。

あきれた顔の助教が再び質問します。
「電圧が〇〇[v]、電流が△△[A]の場合は電力はいくつ?」と聞くと4人が答えられたのです。


このときに、ああ大学ってこういうとこなんだなぁと思いました。

教科書や辞典にはしっかりと電力の定義や考え方が文章とともに書いてあります。
ところが、受験用の問題集には電力の公式と問題の解き方しか書いてありません。

最初の質問に答えれなかった人たちは
P = I × V
という式は覚えていて、計算もできるがその意味はわかってなかったのです。


今の大学受験ありきの教育のダークサイドのひとつだと思います。

*ここで使っている電力についてはかなり簡素化していますが読みやすさのためにそうしてあります。




で、なにを疑問に思ったかと言うと、「使わないなら買わなきゃいいじゃん」と思うわけです。
ここにもなにやら「大人の事情」が見え隠れしますよね。

ちなみに、大学でもこれはよくあります。
教授がろくに使いもしない自分の本を買わせるわけです。
ただ、たまに使ったりするのでたちが悪いんですね。


あとキリスト教系の大学だと聖書を買わされたりします。
無料で配ってる場合も多いですが。

たまにしか使わない何千円もするテキストをしかも紙ベースで購入するのはバカらしいので、私は友人とテキスト共有ネットワークをつくり、スキャンしたテキストをweb上で共有できるようにしました。また、「そういう教授」のリストもアップし共有していました。これにより多くの学生が金銭的に救われたと思います。教授はどうかしりませんが(笑)。

今だったらスマホやタブレットもあるのでいい感じのwebサービスになりそうです。
もしかしたら誰かやってるかもしれませんね。







6 予備校講師が講習をやる

これは私立の高校の話ですね。
河合だか代ゼミだかの講師がきて講習をやってるという話を聞いたことがあります。
もしかしたら現役講師じゃないかもしれないですね。

その話をしていた生徒に授業の様子を聞いたところ
「ふつう」
と言っていました。

人気講師がわざわざ1高校にきて授業やるわけないのでそういうことなんですが、学校側はそうやって少しでも泊をつけたいんでしょうね。

簡単に言うとめくらましです。
こういうことやるのはなんかしら都合が悪いことがあってそこから目を逸らさせたいからということを疑ったほうがいいでしょう。

中には本当にいい講師がいるかもしれませんので、しっかりとご自身で確かめ判断してくださいね。







7 まとめ

模試をたくさん受ける時間とお金があったらその分勉強にまわしたほうがいい
適性検査はいらない(と思う)
予備校などのネームバリューに騙されるな


だいたいこんな感じでしょうか。

関東のある私立中高一貫校に通う生徒のお母さんに、学校に払う年間費用の一覧表を見せてもらったことがあるのですが、だいたい総額の2〜3割は上記で書いたような付属品でした。私はほとんど必要のないものだと思いますが、その学校に通うためのコラテラルなものと捉えてある程度はしょうがないと思っている方がほとんどのようです。

これを読んでいる方はどうでしょうかね。


あと、さいごにちょっと。
これは大阪桐蔭の件だけでなく、政治家の金銭問題のときにもいつも思うんですが、正々堂々と最初から給料高くしてその分きっちり働けばいいと思うんですよね。どうせこっち側は払ってるわけだし(笑)。

でも、そうすると今度は給料貰いすぎだと騒ぐ人たちが出てくるんですよね。
それが仕事に見合った額だったとしても。


論点がずれるのでこのくらいにしますが、大量に模試とか学力試験を受けさせるのは時間とお金の無駄だし子どもの精神衛生上よくないのでやめたほうがいいですよ、というお話でした。

ちなみに私が高校生だったら80時間+8万あったらバイトして海外旅行します。
今ならLCCでかなり安くいけますしね。


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[ 2015年03月26日 19:00 ] カテゴリ:News | TB(-) | CM(-)
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