FC2ブログ
個別指導講師の学習教材レビュー TOP  >  スポンサー広告 >  高校数学(参考書)  >  総合的研究 >  総合的研究 数学Ⅰ+A(旺文社、著:長岡亮介)
お知らせ
<2016年 3月12日 更新>
かなり久しぶりの更新です。 2015年度の指導も終わったのでここで2016年度の生徒の募集をしたいと思います。 募集の対象は全国の中学生、高校生です。 募集要項や私の指導例などの詳細はこちらのページへどうぞ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[ --年--月--日 --:-- ] カテゴリ:スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

総合的研究 数学Ⅰ+A(旺文社、著:長岡亮介)



総合的な難易度としては「青チャート」より上で「FocusGold」よりやや下くらいのレベルの参考書です。問題の難易度の幅が広いタイプのテキストです。また、問題数が多いのですべてをやりきるのはかなり時間がかかります。レベル0〜4まで対応できますが下位になればなるほど問題選定などの使い方を気にしなければならないので扱いが難しくなります。また上位になると「数学的理解」「正統的理解」が重要になってきます。この参考書はまさにそこに重点を置いたものと言えるでしょう。それらのポイントに解答の解説が少し弱いことを加味し、扱う難易度は★5つ、おすすめレベルは、文:レベル3〜5、理:レベル2〜5、としました。明らかに大学受験用の参考書なので学校の定期テストにはあまり使えないです。

目次
第1章 数と式
第2章 集合と論理
第3章 方程式と不等式
第4章 2次関数とその応用
第5章 整数の理論
第6章 図形と計量
第7章 平面図形と空間図形
第8章 順列と組合せ
第9章 確率
第10章 データの分析





以下がテキストのレビューです。

テキスト名(出版社、著者) 総合的研究 数学ⅠA(旺文社、著:長岡 亮介)
タイプ 参考書(網羅型+)
値段 1700円+税
サイズ、刷 A5、初版(2012年9月25日発行)
頁数(問題の頁数、解答の頁数) 750頁(619頁、107頁)
問題量 ★★★★☆ 
問題の難易度 ★★★★☆
問題の解答 ★★★☆☆
数学的理解が深まる内容 ★★★★★
扱う難易度 ★★★★★
問題数 問=237題、例題=246題、章末問題=169題、計=652題
問題数÷頁数= 0.869
おすすめレベル 文:レベル3〜5、理:レベル2〜5

おすすめレベルについては下部にある「テキスト問題難易度ー大学ランク 対応表」を参照してください。

表の見方を含めて教材レビューの見方、特に1周目にかかる時間の目安についてはこちらを参照 → 教材レビューの見方








構成
主に「理論的解説」「例題」「章末問題」から成っています。また色々なところに「例」「問」「Notes」「質問箱&お答え」「研究」「コラム」のような数学的叙述でその単元の数学的理解を深められるような工夫が施されています。問題自体の難易度は「青チャート」とほぼ同じです。解説や考察はより深い内容なのでタイプを「網羅型+」としました。また章の順序が教科書の順序になっていないのは、正統的な理解の感性を磨くためであると著者が「はしがき」で述べています。特に上位校を目指そうという人はこのテキストの「はしがき」はぜひ読んでみてください。非常に興味深いことが書いてあります。



理論的解説
教科書的な解説、講義的な解説でその単元の詳しい解説がなされています。「例」を使ってその単元のポイントを説明し、その後「問」を解くことで理解が深まるような構成になっています。この部分は1セクションがまとまりのよい頁数に収まっておらず、ほとんどの場合で複数頁にまたがって解説されています。この部分の目的は問題演習ではなくあくまでも数学的理解を深めることだと考えてください。「例」や「問」の問題はレベル0〜1です。



例題
各セクションで理論的解説の後に載っている類題です。難易度が★マーク5段階で分類されています(当ブログが基準として使っているレベルとは関係ないです)。難易度とは関係なく、重要度が高い問題には「重要」と書かれている問題もあります。初読のときは「重要」と書かれている問題を優先すればいいようになっています。また、問題演習編に取り組むときはこの「重要」がついている問題をガイドとして使えます。「例題」の問題はレベル1〜4が中心ですが、レベル5以上の問題もあります。しかしレベル5以上の問題は数が少なく出題されている単元も偏りがあります(整数の性質、場合の数・確率など)。



章末問題
各章の内容の入試レベルの問題が掲載されています。レベル2〜3で構成されている「Aランク」とレベル4〜6の問題で構成されている「Bランク」があります。ランクBには東大レベルの問題もあります。ひとつひとつの問題を時間がかかってもいいのでじっくり味わいながら解くと良いでしょう。








問題の解答
問題の解答は別冊になっていません(当然ですが略解はありません)。レベル2以上の知識についての解答の解説はわりと丁寧ですが、レベル1以下の知識に関する解説が若干弱いです。途中式も省略されていることが多く「言葉や式による補足説明」もあまりないです。これは「自分で考える力をつける」「正統的な理解」ということに着眼したことによるものと思われます。







数学的理解が深まる内容
論理的解説に代表されるようにかなり豊富に掲載されています。本全体が「数学的理解を深めること」「自分で考える力をつけること」に焦点をあて構成されています。解答にも「注」や「研究」など問題の解答に直接関係のないが、それらを促進するような記述があります。








総評

総合的な難易度としては「青チャート」より上で「FocusGold」よりやや下くらいのレベルの参考書です。問題の難易度の幅が広いタイプのテキストです。また、問題数が多いのですべてをやりきるのはかなり時間がかかります。レベル0〜4まで対応できますが下位になればなるほど問題選定などの使い方を気にしなければならないので扱いが難しくなります。また上位になると「数学的理解」「正統的理解」が重要になってきます。この参考書はまさにそこに重点を置いたものと言えるでしょう。それらのポイントに解答の解説が少し弱いことを加味し、扱う難易度は★5つ、おすすめレベルは、文:レベル3〜5、理:レベル2〜5、としました。明らかに大学受験用の参考書なので学校の定期テストにはあまり使えないです。







使い方の例

学校対応
あまり学校対応向きではありませんが、初習の段階で理系に進むことを決めている人(特にレベル3以上)や数学が好きな人は使ってもいいと思います。


志望校レベル0〜1
1周目は各単元のテキストにつけてある印の★3つまでの例題とその類題の解法をインプットしていきましょう。この際「理論的解説」の本文自体は読まなくてもいいですが、「例」と「問」はやるようにしましょう。また1周目は章末問題はやらないでいいです。ひと通り全ての単元のインプットを終えたら章末問題のランクAのみ進めていきましょう。その後おすすめレベルに同じレベルを含む基礎問題集をやるようにしましょう。最終的な目標は★3までの問題を90%以上解けるようにすることです。


志望校レベル2〜3
1周目は各単元の「理論的解説」を読み進め、テキストにつけてある印の★4つまでの例題とその類題の解法をインプットしていきましょう。この際「理論的解説」にある「例」と「問」もやるようにしましょう。また1周目は章末問題のランクAまではやってもいいでしょう。ひと通り全ての単元のインプットを終えたら章末問題のランクA・Bのみ進めていきましょう。その後おすすめレベルに同じレベルか一つ上のレベルを含む基礎問題集をやるようにしましょう。最終的な目標は★4つまでの問題を90%以上解けるようにすることです。


志望校レベル2〜3
1周目は各単元の「理論的解説」を読み進め、テキストにつけてある印の★5つまでの例題とその類題の解法をインプットしていきましょう。この際「理論的解説」にある「例」と「問」もやるようにしましょう。また1周目は章末問題のランクAまではやってもいいでしょう。ひと通り全ての単元のインプットを終えたら章末問題のランクA・Bのみ進めていきましょう。その後おすすめレベルに同じレベルか一つ上のレベルを含む基礎問題集をやるようにしましょう。最終的な目標は★5つまでの問題を90%以上解けるようにすることです。



旺文社のHPにテキストの紹介があります。こちらも参照するとこのテキストについてより理解できると思います。
旺文社


















テキスト問題難易度ー大学ランク 対応表

当ブログのテキストレビューはこれを基準にしていますが、この表は絶対的なものではなくあくまでも一つの目安だと考えてください。


レベル(偏差値) 国公立 私立(関東) 私立(関西)
レベル5 東京、京都
70〜
レベル4 北海道、一橋、東京工業、大阪、東北、名古屋、お茶の水女子、筑波、横浜国立、東京外語、九州、神戸 早稲田、慶應義塾
60後半
レベル3 首都大東京、千葉、広島、大阪市立、名古屋市立、東京農工、国際教養、岡山、金沢、電気通信 国際基督教、中央(法)、東京理科、上智、津田塾(学芸) 同志社、立命館、同志社女子(文)
60〜65
レベル2 大阪府立、熊本、名古屋工業、奈良女子、新潟、静岡、京都府立、神戸市外語大、滋賀、埼玉、岐阜、横浜市立、三重、東京学芸、信州 立教、明治、青山学院、中央(法以外)、法政、学習院、津田塾(学芸以外)、日本女子、東京女子 関西、関西学院、同志社、立命館
55〜60
レベル1 長崎、山形、鹿児島、群馬、弘前、宇都宮、山梨、和歌山、岩手、富山、香川、愛媛、徳島、山口、秋田、福島、福井、大分、鳥取、茨城、島根、高知女子 明治学院、成蹊、成城、芝浦工業、日大、駒澤、専修、東洋、國學院、聖心、フェリス、学習院女子 龍谷、甲南、京都産業、近畿、京都女子、神戸女学院
50〜55
レベル0 宮崎、高知、琉球、前橋工科、高知工科、佐賀、奈良県立、室蘭工業、群馬県立女子、福岡女子 東海、多摩川、亜細亜、桜美林、立正、帝京、拓殖、国士舘、関東学院、昭和女子、共立女子、東洋英和、大妻、実践、清泉、相模女子、白百合、東京家政、文化女子 摂南、神戸学院、佛教、大阪経済、桃山学院、追手門
〜50



上記の表は過去の記事から引用
大学ランク [国公立、私立(関東)、私立(関西)総合版]
















[ 2014年04月24日 18:00 ] カテゴリ:総合的研究 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

英文多読はKindleで♬
スポンサードリンク
Googleでサイト内を検索
シェアする
カテゴリ
人気ページランキング
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

スポンサードリンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。