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個別指導講師の学習教材レビュー TOP  >  スポンサー広告 >  高校数学(参考書)  >  チャート式 >  新課程 白チャートⅡ+B (チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B)
お知らせ
<2016年 3月12日 更新>
かなり久しぶりの更新です。 2015年度の指導も終わったのでここで2016年度の生徒の募集をしたいと思います。 募集の対象は全国の中学生、高校生です。 募集要項や私の指導例などの詳細はこちらのページへどうぞ。

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新課程 白チャートⅡ+B (チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B)



数学の参考書の中でチャート式はとても有名ですが、その中でも白チャートは最も易しいレベル(白、黄、青、赤の順に難しくなっていく)です。白チャートⅡBは319の例題パターンが掲載されています。白チャートはどのような構成になっているのか、どのレベルの大学入試に対応しているのか、どのように使えば良いのか、どのようなメリットとデメリットがあるかなど、を説明します。詳細は「続きを読む・・・」へどうぞ。

以下のリンクでページ内の該当箇所に飛ぶことができます。記事が長いので、見たいところ、興味があるところからご覧ください。

目次
構成
問題の解答
総評
テキスト難易度ー大学ランク対応表


本文にはよく「レベル0」などの表現が出てきますが、これは当ブログで設定してある基準です。詳しくは項目「テキスト問題難易度ー大学ランク 対応表」を参照してください。

また、大学レベル別の白チャートの使い方・勉強方法についてはこちらを参照してください。




<目次>

目次は巻頭にある目次と、各章の先頭にある目次があります。ここを見るだけでも構成が見えてきます。黄チャ青チャと比べてみてください。また、白チャ、黄チャ、青チャの違いについてはこちらを参照してください。

巻頭の目次

白チャ2B 目次

以下は各章の先頭に記載されている目次です。学習したいところがピンポイントで探せるので非常に便利です。また、基礎例題、発展・補充例題、がそれぞれどこに載っているのか、問題のレベル、などが記載されているので、学習の目安になります。ただ、これらはあくまで目安なのであまり気にしすぎない方がいいでしょう。実際の入試でどの問題が出題されるかはわからないので、受験勉強初期や学校対応での学習では、下記の勉強法のようにおおまかな分け方で偏りなく学習していった方がいいです。時間に余裕がない場合は別ですが。

章の先頭にある目次
白チャ2B 章目次
白チャ2B 章目次_0001
白チャ2B 章目次_0002
白チャ2B 章目次_0003
白チャ2B 章目次_0004
白チャ2B 章目次_0005
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白チャ2B 章目次_0007
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白チャ2B 章目次_0009
白チャ2B 章目次_0010
白チャ2B 章目次_0011





<構成>

白チャートは主に「基礎例題」「発展例題」「補充例題」「EX」「EXERCISES」「定期試験対策」から成っています。例題ページの下部には例題の反復演習としてEXがあります。各章は基礎学習(基礎例題)の部分と発展学習(発展例題、補充例題)の部分に分かれていて、それぞれに総合的な演習問題としてEXERCISESがあります。また、例題とXERCISESでは問題の難易度にそこまでの差はありません。この構成が黄チャや青チャと大きく異なるところで、扱いやすい理由です。

黄チャート、青チャートとの違いは白チャート、黄チャート、青チャート、の違いとおすすめの使い方を参照してください。

白チャ2B 本書の構成
白チャ2B 本書の構成_0001



基礎例題
基本例題の問題の難易度そのものは白チャも青チャもそこまで差はありません。黄チャや青チャとの違いを簡単に説明すると、白チャで発展例題・補充例題に分類されている問題が、黄チャや青チャだと基本例題に分類されているといった感じです。逆に、黄チャや青チャの重要例題など比較的難しい問題が、白チャではEXERCISESに分類されているものもあります。

メリット

  • 教科書レベルから入試レベル0(の中でも平易なもの)までの問題が載っています。節の中で問題がパターンごとに細かく分かれています。これが白チャート最大のメリットです。黄チャートや青チャートでは基本的な部分は、まとめてひとつの問題に統合されているので基礎・基本がしっかり身に付いていない人は扱うのが難しいです。ここでいう基礎・基本というのは高校内容というよりも公立の小学校や中学校で習う内容を指します。
  • 基礎例題のタイトルのすぐ横には関連している基礎例題や発展例題の番号が記載されていて、これは便利です。
  • 例題のすぐ下には、解答の指針として「CHART&GUIDE」があります。その下には例題の解答があり、欄外には言葉や式による補足説明があります。また、解答の下には、例題の考え方を詳しく説明したり、それを一般化した基本事項・公式などが「Lecture」として示してあります。
  • 発展・補充例題とは分離された構成になっていて、EXERCISESも別々に存在します。これにより、問題選定や優先順位をつけるのが黄チャートや青チャートよりも簡単になります。
  • 基礎例題を全て解けるようにしておけば、レベル0までの大学入試で3〜4割、場合によっては合格ラインの得点を期待できます。また、それ以上の得点を目指したり、さらに上位の大学を目指す場合の基礎作りになります。



デメリット

  • 問題の難易度が「方位磁石マーク」でその個数に応じて5段階で表されていますが、これはテキスト内での相対的な難易度なので、必ずしも大学入試の難易度とは対応していません。また「重要度・タイプ」もどの大学・学部・学科を受験するのか細かく対応できるものではないので、あまり使い勝手がいいものではありません。これらはあくまでも問題選定や優先順位の目安として使うといいでしょう。
  • レベル1以上の大学入試の場合、基礎例題だけではあまり得点にはなりません。あくまでも発展・補充例題やEXERCISESなどより難しい問題を解くための基礎作りのための問題です。




EX
各例題にはそれに対応した類題として、「EX」が例題ページの下部に記載されています。難易度は例題とほぼ同じで、例題の解答以外の知識が必要な問題もありますが、それらはどれも基本的な知識です。これが黄チャや青チャとの違いであり、黄チャよりも白チャをおすすめするポイントです。


白チャ2B 問題基本事項
白チャ2B 問題基礎例題
白チャ2B 問題基礎例題_0001
白チャ2B 問題基礎例題_0002
白チャ2B 問題基礎例題_0003
白チャ2B 問題基礎例題_0004
白チャ2B 問題基礎例題_0005



発展例題・補充例題

各単元で基本例題とは分離されたセクションにあるので扱いやすいです。また、この部分にも独立してEXERCISESのページがあるので、それも扱いやすさに寄与します。白チャでここに分類される問題には、黄チャや青チャでは基本例題に分類されるものもあります。

メリット

  • 大学入試レベル0ないし1までの入試頻出パターンの問題を中心に構成されているので、基礎例題が100%近く身に付いたあとに、この部分を学習すれば得点力が安定します。基礎例題と合わせて身につけることができれば、レベル0までの大学の合格可能性はかなり高いと考えて良いでしょう。またレベル1に向けての基礎基本作りに活用できます。


デメリット

  • 単元によってはレベル1の問題まであるので、レベル0が目標の場合は全ての問題をやると、時間の面で少し効率が悪いです。
  • レベル1〜2が目標の場合は物足りない部分もあります。その場合には思考力養成ができる入試対策問題集(基礎力判定問題集実戦力判定問題集理系数学入試の核心(標準編)など)での演習すると良いでしょう。



発展例題と補充例題を区別してありますが、そこはあまり気にせずひとまとまりとして考えた方がいいでしょう。基礎例題の学習が終わった後に発展→補充と分けて学習する人がいますが、これはやめた方がいいです。特に独学の場合は。難易度は発展も補充もそこまで変わらず、基礎例題に比べて問題量も多くないのでそこまで時間がかかりません。同じ章に含まれる発展例題と補充例題は、関連性が高いので分けずに一気に学習した方が学習効果が高いです。時間に余裕がない場合は分けても良いですが。

白チャ2B 問題発展例題
白チャ2B 問題発展例題_0001
白チャ2B 問題発展例題_0002
白チャ2B 問題発展例題_0003
白チャ2B 問題発展例題_0004
白チャ2B 補充例題



EXERCISES

各節毎に設定されている演習問題のページです。ここで黄チャや青チャと差が出ます。問題の難易度が黄チャよりも低く例題とのギャップが比較的小さいです。黄チャや青チャはそのギャップが大きいので扱うのが難しくなります。

メリット

  • 「基礎例題」「発展例題・補充例題」のそれぞれに「EXERCISES」のページがあるのでとても使いやすいです。これが白チャの特長で、黄チャや青チャよりも優れているところです。
  • 問題の難易度は基礎例題より少し難しいものから入試レベル0、なかにはレベル1のものもあります。レベル0の大学入試に適していると言えます。レベル1の入試にも十分使えます。また、レベル2以上の場合の基礎基本作りにも活用できます。
  • 各問題には各問題には関連する例題番号が載っているので、対応する問題を探すのに便利です。



デメリット

  • 発展例題・補充例題については対応するEXERCISESの問題がないものがあります。これは重要度が低いのでEXERCISESの問題を作っていないか、そもそも問題のパターンが少ないためです。
  • レベル1の大学入試の場合は、白チャに加えて思考力養成ができる入試対策問題集での演習をするとより合格可能性が高まります。
  • レベル2以上の大学入試だと、対応する問題の難易度・種類・量が不足します。初習の場合は基礎基本を固めるために白チャが使えますが、すでにレベル1以上の学力があるなら青チャを使うことをおすすめします。



白チャ2B EXERCISES


定期試験対策演習コーナー

メリット
この部分も白チャートの特長のひとつで、黄チャや青チャにはない項目です。問題の難易度は基礎例題や重要例題・補充例題と同じ程度なので、それらの反復練習として使えます。また各問題には関連している基礎例題の番号がついているので便利です。

デメリット
本文には『各章の中で、定期試験に出題されやすいような基礎例題の反復問題を扱った』と書かれていますが、どのレベルを想定しているのかわからないため、定期テスト対策としてはあまり使えません。自分で問題選定や目標設定、優先順位をつけられる人や、そういう指導をしてくれる人がいないと、定期テスト対策としてこの部分を扱うのは難しいです。

白チャ2B 定期試験対策



<問題の解答>

略解
本体の巻末に問題の略解があります。答え合わせをしたいだけのときに使いましょう。詳細は下記の勉強法を見てもらいたいのですが、良い勉強法では解説を見ないでまずは自分で考えることが大切です。

白チャ2B 略解



別冊解答
問題の解答は別冊です。本体の巻末に略解があります。全ての問題に対して、途中式を含めた解説がしっかりと成されています。解答自体に問題も載っているので便利です。また、言葉や式による補足説明もしっかりしていて、独学が十分に可能です。問題自体も解答冊子に記載されているので、これも便利です。

白チャート1A_0031
白チャート1A_0032
白チャート1A_0033








<総評>



テキスト名(出版社、著者) 新課程 チャート式 基礎からの数学Ⅱ+B(数研出版、チャート研究所)
タイプ 参考書
値段 1930円+税
サイズ、刷 A5、2014年発行
頁数(問題の頁数、解答の頁数) 1003頁(513頁、451頁)
問題量 ★★★★★
問題の難易度 ★☆☆☆☆
問題の解答 ★★★★☆
数学的理解が深まる内容 ★★☆☆☆
扱う難易度 ★★☆☆☆
問題数 数Ⅱ:基礎例題=157題、発展例題=42題、補充例題=2題、EX=201題、EXERCISES=247題、定期試験対策=61題、計=710題
数B:基礎例題=94題、発展例題=22題、補充例題=2題、EX=118題、EXERCISES=143題、定期試験対策=27題、計=406題
1周目にかかる時間の目安 数Ⅱ:基礎例題=39.25h、発展例題=10.5h、補充例題=0.5h、EX=100.5h、EXERCISES=123.5h、定期試験対策=30.5h、計=304.75h(=102日)
数B:基礎例題=23.5h、発展例題=5.5h、補充例題=0.5h、EX=59h、EXERCISES=71.5h、定期試験対策=13.5h、計=173.5h(=58日)
問題数÷頁数= 1.113
おすすめレベル 文:レベル〜0、理:レベル〜0




おすすめレベルについては下部にある「テキスト問題難易度ー大学ランク 対応表」を参照してください。表の見方を含めて教材レビューの見方、特に1周目にかかる時間の目安についてはこちらを参照 → 教材レビューの見方

メリット
  • レベル0の大学ならこの教材だけでも合格できる可能性は高い。
  • レベル1〜2の大学でもこの教材とプラス入試対策問題集で十分対応できる。
  • 初習やそれに近い学力からレベル3以上の大学を目指す場合の基礎基本作りとしても使える。
  • 問題パターンが細かく分かれていて、そのタイトルもわかりやすい名前がついています。これにより、問題選定や優先順位をつけることや、問題を解く上で必要なスキルを細分化してトレーニングすること、ができます。これが黄チャートよりも白チャートの優れている点で、私が初習やそれに近い学力の方に白チャートをオススメする最大の理由でもあります。
  • コラムではより深い内容や数学に関する関連知識が書いてあるページがあります。数学への理解が深まる内容もありますので、時間に余裕がある方は読んでみてください。
デメリット
  • かなり万能性が高い教材ですが、レベル2以上の大学を目指す場合のメインの問題集としては少しものたりないでしょう。あくまでも参考書として使いましょう。
  • 問題数が多いのですべてをやりきるのはかなり時間がかかります。目的に応じた使い方をしなければ、この教材を使う効果は薄いです。
  • 問題の解説について。これはチャート式に限らず他の網羅型参考書に共通していることですが、問題ページの解説や別冊回答での解説が実際の思考(回答)の流れと異なるので、そのギャップを自分で埋められない人は扱うのが難しいです。カンタンに言えば、回答のゴール地点を知っている上で、解説がスタートしていることが多いので、そのゴールとスタート、その間の回答の通過点をうまくつなげられないと解説を見ても「?」となります。この傾向は問題の難易度が高いものほど顕著に表れます。この指摘は非常に重要ですが、自分自身は勉強ができるけれど教えるのが下手な指導者が見落としている点です。この問題は暗記による学習の限界や、それに伴う数学的理解の妨げなど、様々な弊害を生みます。もちろん、それだけで対応できる大学入試も多いですが。
  • 量が多い



大学レベル別の白チャートの使い方・勉強方法についてはこちらを参照してください。

白チャートと黄チャートのどちらがいいのか、と迷う人も多いと思います。条件にもよりますが、私は白チャートをおすすめします。その理由の詳細は白チャート、黄チャート、青チャート、の違いとおすすめの使い方を参照してください。





テキスト難易度ー大学ランク対応表"><テキスト問題難易度ー大学ランク 対応表>

当ブログのテキストレビューはこれを基準にしていますが、この表は絶対的なものではなくあくまでも一つの目安だと考えてください。





レベル(偏差値) 国公立 私立(関東) 私立(関西)
レベル5 東京、京都
70〜
レベル4 北海道、一橋、東京工業、大阪、東北、名古屋、お茶の水女子、筑波、横浜国立、東京外語、九州、神戸 早稲田、慶應義塾
60後半
レベル3 首都大東京、千葉、広島、大阪市立、名古屋市立、東京農工、国際教養、岡山、金沢、電気通信 国際基督教、中央(法)、東京理科、上智、津田塾(学芸) 同志社、立命館、同志社女子(文)
60〜65
レベル2 大阪府立、熊本、名古屋工業、奈良女子、新潟、静岡、京都府立、神戸市外語大、滋賀、埼玉、岐阜、横浜市立、三重、東京学芸、信州 立教、明治、青山学院、中央(法以外)、法政、学習院、津田塾(学芸以外)、日本女子、東京女子 関西、関西学院、同志社、立命館
55〜60
レベル1 長崎、山形、鹿児島、群馬、弘前、宇都宮、山梨、和歌山、岩手、富山、香川、愛媛、徳島、山口、秋田、福島、福井、大分、鳥取、茨城、島根、高知女子 明治学院、成蹊、成城、芝浦工業、日大、駒澤、専修、東洋、國學院、聖心、フェリス、学習院女子 龍谷、甲南、京都産業、近畿、京都女子、神戸女学院
50〜55
レベル0 宮崎、高知、琉球、前橋工科、高知工科、佐賀、奈良県立、室蘭工業、群馬県立女子、福岡女子 神奈川、東海、多摩川、亜細亜、桜美林、立正、帝京、拓殖、国士舘、関東学院、昭和女子、共立女子、東洋英和、大妻、実践、清泉、相模女子、白百合、東京家政、文化女子 摂南、神戸学院、佛教、大阪経済、桃山学院、追手門
〜50



上記の表は過去の記事から引用
大学ランク [国公立、私立(関東)、私立(関西)総合版]

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[ 2014年06月30日 00:00 ] カテゴリ:チャート式 | TB(0) | CM(0)
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